「!?」 案の定彼女は気づいてなかったらしく、びくっと体を震わせてこっちを見てきた。 見てきたってゆうか…睨んできた? 「だ」 「ちっ、近づいてこないで!」 大丈夫?と言おうとした言葉は遮られ、彼女は驚くほどすばやく立ち上がり私から離れた。 それはもうほんとに一瞬で。 「えーっと…」 「もう今度こそ城になんか戻らない!あんなところにいたら…」 「ちょ、ちょっと落ち着いて」