せめて武器になりそうなものを探そうとしてみるけど、彼は私にそんな暇も与えてくれなかった。 「よそ見なんて余裕だねー」 「うわっ」 またしてもぎりぎりで避ける。 避ける続けるしかすべはないけどそうしていると体力が限界になって結局は死ぬことになっちゃう。 「結構逃げるねーでももう終わりにしてやるよ!」 彼がそう言ったところで私はぎゅっと目を閉じた。 ぶっちゃけ諦めかけた。 こんな世界に来てしまったのが運のつきだったのかもしれない。 さよならもとの世界のみんな…