しばらくそうしてぼんやり過ごしていたのだが。 いくら考えてももうこれはどうしようもない!と開き直り、俺は部屋の外に出ることにした。 レイナルドには屋敷内は自由に使えと言われてるし、この近くに俺と同じ状況になってしまった有末華奈という女がいるはずだ。 確か華奈に与えられた部屋はここからすぐ行ける場所だった。 今はなんとなく誰かと話して気分転換したかったし… そう思いながら俺がドアを開けると… なぜかがつん!と思い切り何かにぶつかった音がした。