「この前?覚えてないなあ」 「ふざけんな、よくも俺らのダチボコってくれたな!!」 私は本心を口にしただけなのにお兄さんたちは怒ったらしい。 忘れたもんは忘れたのに。 「おらぁっ」 お兄さんたちが私目掛けて殴ろうと飛びかかってくる。 けど、私にとってそれを避けるのは簡単。