「なんでしょう。と言うか、あなた方は一体?初めて見る顔ですね」 「それは俺達にもわからない、気がついたらここにいたんだ」 陽がそう言うと男の人は私達をじっと見てくる。 そして何か思い当たったのか呟いた。 「…ああ、もしや」 「アリス、ですか」