「よぉ有末」 「てめぇこの前はよくもやってくれたな」 有末華奈、15歳高1。 学校から帰ろうとしたら、目の前には強面のいかにも不良なお兄さんたちが。 一人、二人、三人… 合計五人。 普通の女子高生ならビビって気絶してしまいそうだ。 ただ、私は少し普通の女子高生とは違っていた。