私は辺りをぐるりと見渡す。 うん、おかしい。 私はさっきまで、本当についさっきまでいつもの帰り道を歩いていたはずなのに。 ここは私には見覚えのない場所だった。 そもそも、目を覚ましたということは寝ていたということなのか。 そこすら思い出せない。 これはかなり重症かもしれない。 一体何が起きたのか。