「ふ~ん。そっか。
てか、最後のカルボナーラ余計」
「えへッ」
「あ……」

美々が中庭を見て、声を漏らす。
あたしも中庭を見てみると…
そこには、孝人先輩と伊月先輩、そして…
綺麗な、女の先輩達がいた。

先輩の周りにいる人って、みんな綺麗で可愛くて、細いな……。

「………」
自分のお腹を触り、ため息がこぼれる。
よし…!!

「美々、あたしダイエットする!!」
「え、いきなりどしたの??」
「先輩に好きになってもらえるように、努力すんの!!」
「そっか。頑張れ!けど、無理はダメだよ?」
「ありがと~♪」

天野菜々、今日から好きな人のために……


ダイエット、始めます!!