短編集~甘い恋~

時間が経っても、段ボールが落ちる音も、体に痛みもない。

感じるのは、
背中に人の気配と、
あたしの左肩に、温かい大きな手だけ…。

「……?」


ゆっくり、目をあける。


「…っぶね」