「どういたしまして」
彼は無表情で。
何となく、寂しいなあなんて思いながら自分は何故ここにいるのか思い出した。
「朝ごはん!」
そうだそうだ、私はお腹がすいたから何か食べるために来たんだった。
早速朝ごはんを作ろうと、キッチンに置いてある食材に手を伸ばした
「…ねえ」
…ら、彼に阻止された。
何かあったかな、もしかして手洗われたのが嫌だった?とか思いながら彼を見る。
「どうしたの?」
私は早く、ご飯が食べたいの!
とか言わず、けど少し冷たい言い方になった。
「俺、朝ごはんまだなんだよね」
―――だから、俺の分も作って?


