待ち合わせ場所でしばらく待つと 彼がやってきた。 「ごめ、忘れ物して取りに帰ってた。」 「大丈夫だよ。それじゃいこ♪」 彼の手を握って歩き出す。 前回は忘れ物しなかったけど、 やっぱり時間が狂いだしたのかな? その日は前回と違う箇所がいくつかあり、 まるでタイムリミットを示しているようだった。