良かった。 本当のこと聞けて勇気を出して良かった。 「ぐすっ…ゆ…すけ」 と嬉しくて泣いていると佑輔はあたしの頭を優しく撫でた。 そして 「ほら行くぞ。ずっと出かけるの楽しみにしてたんだろ」 あたしの手を優しく繋ぐとおでこに一瞬触れるくらいのキスをして あたしたちは雲1つない外の世界に向かって歩き出したんだ。