「未紗、今からあげるもの…… 1回もらったらもう二度と俺から離れられなくなるけど欲しい?」 何か企んでいるような顔をしながらあたしに聞く佑輔。 「うん、欲しい」 「これは冗談抜きで本当だよ?」 「いいよ、あたしずっと佑輔と一緒にいたいから」 言ったなとちょっと低い声で言うとあたしの指に冷たいものを嵌めた。 「え……」 「未紗がちゃんと大学卒業したから反対側の手にあげるから…」 あたしは再び溢れる涙をこらえながら「はい!」と笑顔で返事をした。 センチメンタル*ガール 完結