ふーんだっ! 「シカトするのは自由だけど、言わないなら朝までこのままだから」 佑輔はおやすみと言うとあたしを抱きしめたまま目を瞑ってしまった。 「やだやだ!ちゃんと理由を言うから、起きて」 もう自分でもいったい何がしたいんだかわかんない。 佑輔の言葉に左右されちゃって、全然持って行きたい方向と違う方向に行っちゃうんだもん。 「はいはい、それで理由は?」 重い瞼をまた開けて聞いてきた。 その姿は本当に眠そうだ。