「お風呂沸いてるから入ってきて? あたしその間にごはんすぐ食べれるように準備しちゃうから……」 涙を自分の服の袖を使ってグっと拭いて呟くあたし。 「未紗が泣き止むまで行かない。 俺が泣かしたのに、分かったって未紗のこと放ったらかしてお風呂に行くわけないだろ」 なっ?と言いながら頭を撫でてくれる佑輔。 「……でもお仕事で疲れてるでしょ? いいよ、あたしに気にしないでお風呂入ってきて?」 あたしは笑って佑輔にそう言うと、佑輔のかばんを掴んだ。