「頼むからまじで待って……ちゃんと最後まで…… 最後まで話聞くから……待って」 それ以上は何も口にしなかった。 顔を合わせてくれない佑輔。 …………。 沈黙が続く車内。 きっとそれから2,3分はそんな時間が流れていたと思う。 時間って何にもしないとたった数分でさえ長く感じてしまうんだね。 「……いいよ。話聞く」 そう言ってくれた佑輔は目を合わせてくれたけど、普通にしている振りをして、 でも本心は何か怖がっているような顔をしているようにあたしには見えた。