と言って、車のエンジンを止めて、シートベルトを外した佑輔。 でも楽しみは最初じゃなくて後に取っておきたい。 「……待って!その前にあたしの話、聞いてほしい」 あたしは無意識に外に出ようとしていた佑輔の左腕を掴んで言っていた。 「顔色からして良い話じゃなそうだけど……」 ちょっと切なそうな顔を浮かべる佑輔。 言わなくちゃ、言わなくちゃ。 あたし本当に“あのこと”から卒業して、すっきりしたい。