「未紗に期末テストの勉強に専念してもらうために 会わない、連絡も取らないって勝手に言い切って、あの時は過ごしてきたけど 未紗と関わりのない生活はあまりに質素で、つまらなくて だんだん仕事が上手く行かなくなって、それがミスに繋がって 俺は、あんまり未紗に仕事の話はしないけど、 その時だけはどうしても会って聞いて欲しかった。 だから、俺の言う限界と未紗のとった限界は違うってことちゃんと分かって欲しい」 ふいに、あたしから離れた佑輔。 そんな彼の顔は何かを覚悟したような真剣な眼差しだった。