センチメンタル*ガール





あたしは佑輔が眠りにつくとすぐにその場を離れた。



そして寝室のドアを閉めると、リビングにあるテーブルにバッグから



ペンと紙を取り出してイスに座った。



【佑輔へ



面と向かって言うことができなくてごめんなさい。



今日まで本当にありがとう。



最後まで面倒なあたしでごめんなさい。



でも、佑輔のこと…ずっとずっと大好きでした。



早く佑輔の具合が良くなるのを願っています。



こんなあたしと付き合ってくれてありがとう。



未紗より】