ーーガチャ 「え……きゃっ!」 待って待って!あたしまだ……ドアチャイム押してないのに。 なのに…… 今、佑輔の腕の中にいる。 佑輔の腕は苦しいくらい強くて。 まるで本当は言ってもいないのに それは、「絶対離すもんか!」と言ってるように感じる程だった。 「……ごめん、上から見ててドアチャイムが鳴るまで待てなかった」 そう、あたしの肩に顔を埋めて呟く佑輔はいつもの彼と違って可愛く感じた。