最後の言葉は…… あたしが今日からテストなのをちゃんと覚えてくれてて テストの時間よりも前にメールをくれたことがすごくすごく嬉しかった。 「今すぐ……佑輔に会いたいよ」 でももうちょっとの我慢だ。 それに佑輔が“頑張れよ”って言ってくれたんだから あたしは絶対頑張れる! そう信じて、あたしはメールの返事をせずにケータイを閉じて学校に向かった。