僕らは妖怪 ~妖怪編~


…正直すごく嬉しい。でも帰りたくない。


「進真…ごめん、今日は…」


「……わかった、なら家へは帰らない。俺も泊まる」


え……


「ちょいちょいちょい待った待った待った!!!!」


突然潤が人間の姿をしてとめにきた。あんた…そういえばいたね…(笑)



「困るなぁ。ここは僕の家だし勝手に泊まってくれちゃこっちにも迷惑だし!ましてや真希をとめるだけでも苦労してんのにっ!!」


え、あたしそんなに邪魔だった?ちょっとガックリ…。


「そんな一人や二人、増えてもかわんねーよ」


「変わるっての!あ……ならあんた野宿してよっ!!……ぃたあ!!!」


潤の言葉に進真のげんこつがふってきた。あれ、結構いたいのよね…。


でも、3人で泊まるのって始めてだし緊張するな…!