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「真羽、ごめん!あたし、今日ようがあったの思い出した!」


「えぇー?!もぉー…わかった」


サッと学校をでる。行くところは決まってる。



あたしがいつも気持ちがフワフワとなってなんだか優しくなれるところ…っ!


真羽たちは知らない、あたしだけの特別なところ!


そこにいれば悪いことも溶けてなくなって楽になってまた明日が楽になれるところ!



数十分後……



「ふぅ……」


決して綺麗なところではない。でも人は全然いなくて、鳥や動物たちの声が聞こえて…


とっても空気が綺麗なところ!


「おぅ、真希!お前か!」


「潤っ!!」


この人は「多田 潤」という男の人。性格はサッパリした今の世の中あまりいない人間。


「久々だな!なんつっか、お前が中3の冬ぐらい以来か?」


「うん!そのときは勉強から逃げてこちらに…(笑)」


「まぁ、今回は何があったかよく聞かせて貰うよ。しっかし、よくこの神社が好きだな」


「えへへ……」


実はここ、ぜんっぜん人が来ない神社なんです!(笑)本当は壊れてるはずだけど、あたしが工事の人たちにちょっとしたことをやってしまって今はちゃんと残ってます!


「まぁ、座れや。菓子くらいは出せるが食うか?」


「では、いただきまーす」


「ほんっと、遠慮のねーやつ(笑)あと、封印といたら?」


「ふぇ?……あぁ、あぁね。」


封印とはあたしがかけてる封印のこと。


「では遠慮なく」


その瞬間、溜まってたものが一気に飛び出し、あたしの本来の姿となった。