「うっわぁ、以外~」
「お前…俺のこと変な目でみてったろ…」
「うん!」
即答かい!!ここは遠慮して間をあけろ!!
大体、好きでもねー女と抱ける男の神経がわかんねぇよ。
そんなことを考えてるうちに家についた。
「ふぅ、もぅ…駅から30分も歩くってなかなか足にくるよ~」
バフッ
玄関あけてすぐ真希は自分の部屋のベッドへダイブをした音がした。
「まったく、色気ねーな(笑)」
「余計なお世話(怒)」
でも、色気ないお前が好きだ。
そんなこと言える勇気は0。
すると、リビングの机の上に小説らしきものがあった。パラパラっとめくってみると携帯小説だった。
「これ、真羽のか…」
真希は小説よりも漫画派だからな。あいつが小説を買うなんてありえないんだ。
しかもこの小説、何気にパラパラめくってみるとエロいし!!普通に「挿入」とか「あそこに」とか載せるな!!
てか、これを買った真羽もどうかしてる!あいつ…あんな趣味だったのか…?

