僕らは妖怪 ~妖怪編~


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さぁ……このラブレターどうしよう…


とりあえず、進真の帰りを待つしかないってことだよなー…


家の中一人………ちょっと寂しい…


だっていつもは蓮がいるはずなのに今日はちょっと遅い…


「犬とか欲しいなぁ~…」


あ、犬といったらニンテンドックス!!DSを取り出し、久々にはじめてみる。


「ただいまー」

「あ、蓮!おかえりー」

「おう、ってDSしてんの?」

「ニンテンドックス~!ねぇ、犬とか欲しくない?」

「ふーん…犬とか別に興味ないし…」


あ゛~犬ほじ~~!!狐だけど!


いっとくけど、狐って犬に似てるんだよ?だから、たま~に神社に狐じゃなくて犬を神社のとこおいてるところあるんだ!!


狐にとってはいい迷惑だけどね。


「なぁ、真希って好きな人いるか?」

「?なに、急に」

「いや、別に。何となくだよ」

「う~ん……好きな人…あ、いる」

「はっ?!だ、誰だよ!!」


急にダダダッとあたしのもとにきて目をそれでもかというほど開いてた。


てか、なんでそんなに驚くわけ。


「ま…真羽…」

「はぁあああ~?!男だし!俺が聞いてんのは男!!」


男かー…別に大好きっていうほど好きな男はいないなぁー…


ほら、あたし彼氏とかいないし。


「蓮っ!!」

「なっ!!」

「うっそ~」

「てめぇ!!」


「てめぇ」とかいいつつ顔が赤いですよー?ちょっと恥ずかしかったのかな?