入場して、あたしは海里と繋がる紐に足を通す。 「海里、足」 「お、おう」 足を入れようとしても、スカスカとなかなか入らなくて。 あたしが海里の足首を掴んで、輪っかの中に入れた。 何だか、おかしい…。 さっきから海里はソワソワしている。 ずっと周りをキョロキョロ見渡しているのだ。