【完】あたしのとなりの不良くん




* * * * * 



午後の部が始まろうとしていた。


お弁当を食べたあたしたちは、グラウンドにいて。

午前より比べものにならないほどの日差しが、あたしたちに降り注いでいた。



「アッチー…」



パタパタと団扇を常備していた海里は、それで仰いでいる。

隣の海里から、微かに団扇の風が吹いてきて気持ちが良い。