「千尋が言ってた“友達”って、海里くんのことなのね」 お母さんは「かっこいい子捕まえちゃって、さすがお母さんの子だわ」とか言ってる。 「あっ、そうだ!」 ぽんと手を打ったお母さん。 今度はなに…。 一人だけこのテンションについていけてない、あたし。 「海里くん、夕食は食べたのかしら?」 「まだ食べてないです!」 やっと海里のまともな敬語が聞けた。 本人は、「食べてない」に「です」付けただけだと、思うけど。 「じゃあ食べて行かない?」 え、ちょっ…。 「…は?」 何言っちゃってんの?!