『千尋?聞こえてるの?』 「あ、うん」 『誰かと一緒にいるの?』 あたしはもう一度海里をみる。 「うん、友達と」 海里は目をパチクリしていて、まぬけ面だ。 『あら、そうなの?』 「うん」 『8時までには、帰ってきなさいね』 そこでプツリと通話が切れた。