バチッ 海里と視線が絡まった。 その瞬間に、ニコニコ微笑みだす。 まるで、尻尾を振ってる犬だ。 あたしは絡まった視線を逸らした。 「海里、いつまでウジウジしてんだよ」 「……」 「そんなウジウジしてっと、千尋ちゃんに嫌われっぞ」 「っ!」 部屋の隅でウジウジしていた海里が、いきなり立ち上がった。