「ひょーい!」 海里が、顔をこっちに向けてきた。 そしてお兄さんもこっちを向いてきた。 「ひひ…」 「え!何この可愛いこ!」 え、ちょっ、何々?! バタバタと海里なんてほっといて、こっちに向かって走ってくる。 目の前にお兄さんがきて、 「名前何ていうの?」 「千尋です…」 手を出してきて、握手を求めてきた。 あたしはその手を握ろうとしたとき…