その後、あたしたちは本音を言える、最高の親友になった。


もう、謝ることは何もない。

分かり合えたからーー...

もう、あたしたちの関係が崩れることはきっとーー...

ない。


「じゃあね、桃香。」


「うん、また来てねっ!!」



桃香に手を振りながらーー...

病室を後にした。



久しぶりに、姫歌ちゃんにメールしようかな。

今日会ったことを、姫歌ちゃんに聞いてほしい。


そして、今のあたしの現状をーー...

誰かに、しゃべりたかった。



帰宅後、ご飯を食べて。

部屋に戻って、姫歌ちゃんに電話をした。