涙恋~片思い恋愛〜

太陽が、泣いちゃいけない。

輝きを忘れちゃいけない。


俺は、美奈にそのことを伝えたかった。

教えてあげたかった。


美奈に、伝わったのだろうかー...


美奈と一緒にいた時間は、少ないものだった。

だけど、俺の人生の中で、一番の輝いている時間だったと思うー...

幸せな時間だったんだろう。



拓真と、絶対に両想いになるんだぞ。

幸せになるんだぞー...


美奈に、そう願うたび、俺の眼は熱くなる。

目に、水がたまるんだー...


そして、俺のほうを伝わりながら、流れ落ちそうになる。

これは、水なんかじゃなくて、涙だ。