「試合はどうなったの?」
「勝ちました」
ピースして見せる。
やっぱり運動バカなのね……匠の上品さと比べて思わず呆れた表情を浮かべた。
「匠くんもどこかの臨時部員なの?」
「うん。確か~、華道部と合気道部だったかな。いまは」
今は? ってことは、前は他にもやってたのね。華道部……似合いすぎるわ。
「それじゃあせんせ、さようなら~」
「気をつけて帰るのよ」
ドア向こうの返事を聞き、志保も帰り支度を始めた。
「勝ちました」
ピースして見せる。
やっぱり運動バカなのね……匠の上品さと比べて思わず呆れた表情を浮かべた。
「匠くんもどこかの臨時部員なの?」
「うん。確か~、華道部と合気道部だったかな。いまは」
今は? ってことは、前は他にもやってたのね。華道部……似合いすぎるわ。
「それじゃあせんせ、さようなら~」
「気をつけて帰るのよ」
ドア向こうの返事を聞き、志保も帰り支度を始めた。