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気が付いたら、自分のベットで寝ていました。

飲み屋から、いつ、どうやって家までたどりついたのか、全然覚えてません。


「頭イテェ~…」

頭痛薬を飲むために、フラフラと立ち上がりました。

リビングのすりガラス越しに、人影がふたつ見えます。


……誰かいる?

話し声に、耳をかたむけました。