オイ、俺。
テンパってたからって、なんでオールひらがなヨ。
頭悪ぃと思われんじゃんか。
それよりも、いきなり告ったほうが問題だ。
ぐるぐる考え込んでいた俺に何かが風を切って迫った。
ぅお!スクバ!?
避けてヨカッタ。
俺の反射神経に感謝!
「そこへ直れ!ただちに処分してくれるわ。」
「不適切!告白のお返事でその反応は不適切―っ!」
繰り返し振りつけられる鞄をなんとか避けて反論を試みる。
千里ちゃんは悪鬼のように顔を歪めふんっと顎を聳やかした。
「じゃあ。聞いてやるけど。アンタ私の何が好きなのよ。昨日今日知ったばかりで、しかも会話は皆無。外見目当てだとしか言えないじゃない。」
「そりゃまぁ・・・」
言った途端、ぶんっと鼻先をスクバがすり抜けた。
「私は見た目で人を判断するヤツなんて信じない!下半身でしか物を考えられない男なんていう浅はかな下等な生物はぁ・・・・大っっっキライなのよ!!」


