ガラッ


着いたのは屋上じゃなくて空き教室だった。


外は夕日で眩しい。


私は壁側に迫られた。


柑『んっ…!』

突然のキス。


しばらくして唇が離れた。



ギュッ


令『ごめん…』


柑『え?』


いきなりの謝罪。


令『何度も教室来てくれたんだろ?舞美達が言ってた。』


先輩達…


令『俺女達に囲まれてたから…分からなかった。』


柑『………。』