私は諦めて令斗を見た。

令斗も私を見ていた。


令『何で帰るんだよ…』


柑『え?だって…』


令『メール…したはずだけど?』


嘘…
私は急いであいてる手で携帯をみた。


メール1件きていた。

“屋上で待っといて”
という文が書いた…


柑『ごめん…』


令『………。』


グイッ

令斗は私の腕を引いてまた門を入った。


柑『ちょ、令斗!!』


令斗のペースなので
私は走らないと追いつかない。