王子様とお姫様



柑『じゃああなたはどこの会社を潰そうと思ったんですか?』


舞「“SHIRANAGI”よ!」


柑『私の名前は?』


舞『白凪柑菜。………白凪?』


柑『気付きました?』


舞「あ…あ…」


神田舞美の顔が青くなっていく。


柑『私は白凪柑菜。全国1白凪財閥社長、副社長を親に持つ令嬢です。』


舞「………っ」


先輩は泣き出した。


舞「許せなかったのよ!私が目をつけてた令斗君を…あなたにとられて…婚約者で…悔しかったのよ…」