王子様とお姫様



「あの子が令斗様の婚約者!?」


「顔がいいからって令斗様に媚びうったんじゃない?」


「令斗様も何であんな庶民を…」

ガンッ


莉『それ以上いってみな。死ぬよ?』


「な…何よ!!あなただって…」


莉『あんまり親の力を使いたくないんだけど、私ここの理事長の娘であり、花房財閥の令嬢でもある。……どうするの?』


「「「………!?」」」



莉音は女達を黙らした。