王子様とお姫様



莉令『すごい(すげぇ)…』


1つのお皿に小さい何種類かのケーキが3等分されていた。


丸「三ツ星の有名パティシエが作られたケーキです。3人方のための新作もございますよ?ニコッ」


柑『新作…これ?』

私はいくつものケーキと少し違うのを指差した。


丸「そうですよ。」


そのケーキはそれぞれのイニシャルが描かれていてケーキと思えないケーキだった。