莉『柑菜は一瞬私を見て“この子は花房莉音。花房財閥の令嬢よ。高等部の理事会の娘でもある。それを知ってたら虐めはしなかった?だってあなた達は顔で決めてるんですもんね(笑)告白したって無駄だからね。”』 柑菜は意外とクールだな。 莉『みんな何も言わなかったわ。そしてそれから私への虐めはばっさりなくなった。柑菜に助けられたのよ。でも柑菜は意外と弱かった。強がりなのよ。』 令『!?』 莉『だから私は容姿を変えて、性格も出来るだけ変えて、財閥の跡継ぎとして過ごしてきた。恩返しがしたいのよ。』