王子様とお姫様



柑『ん?』


母・父『何でもないわ(ないよ)』



…まあいいや。

モヤモヤするな…


母『柑菜、その気持ちはいずれ気付く事になるわ。自分で気付きなさい。そして気付いた時あなたはどうしたいか決めなさい。』



柑『はい。』


父『婚姻届は保留にしておく。この事は令斗くんに言ってもいいぞ。』



柑『分かりました。』




戻っていいと言われ
私はモヤモヤしながら
急いで部屋へ向かった。