「うん、分かったー!じゃぁまたあとでね!」



ユウは笑顔でその場を去っていき、リクはその姿を見送った。



ユウを見送るとリクはルリの方へ向き直った。



「全く…。」



リクは完全に呆れている。



「なんだよ…」



「今日もお客さんの中から"ターゲット"探してみるから待っててよ。それまでお仕事頑張って☆」



リクにウィンクをされ完全にやる気をなくしてしまったルリ。



「うぇ…仕方ねーなぁ」



「うん、頑張って!」



リクはいつになく笑顔でルリを応援した。



「それじゃルリも行った行った!」



追い払うようにルリの背中を押した。



ルリは面倒臭そうにお店の中へ入っていったのだっだ。