「明日の昼1時に迎え行くから荷物まとめとけよ」


そう言い社長は再び庭園を歩き出した



「ちょ、ちょっと…」


目の前の背中に呼びかけようとするも無駄に思えた



すると何かを思い出したかのように社長が振り返ってきた



「あっ、そうだ

これから俺と居るときはもう少しお上品に食事してね奥様」



フッと笑い社長はそのまま去った



何なのよ!アイツ!!


残された私は社長の態度に沸々と怒りが込み上げてくる