そんな会議ではみんな名前で
呼びあっていた。
風習…と、言うのが正しいのかな?
そこで私は1人の男子に出会った。
彼の名前は岩崎 剛(イワサキ ゴウ)。
剛は私の6つ上のボランティア活動の
先輩であり、仲間だった。
高校1年で何もわからない私は
年上の彼に教えてもらいながら
いろいろな挑戦をした。
「愛実ここわかる?大丈夫?」
「う〜ん、難しいねぇー!」
優しくてフレンドリーな剛は
人見知りな私の心の中にスゥーっと
何の壁もなく入ってきてくれた。
こんな人になりたい…
こんな風に子どもと接したい…
そんな気持ちから私は
高校1年生から今までずーっと
会議に参加して子どもと遊んだり
みんなで話し合いをしていた。
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