確かに… 人見知りと転んだ痛みと転ばせてしまった申し訳なさから目には涙。 自分の態勢に気づいてからは恥ずかしさから顔は真っ赤。 ……その辺の気の強い女の子より女の子らしい表情をしていた。 (もちろん本人は気づいてなかったけど。) 慧が呆然としている目の前で、彼の中では話が進んでいく。 「ちっちゃいし、目くりくりだし、髪サラサラだし。 真っ赤になっちゃって可愛いね。 ぁ、もしかして… きみ、そっち系?」 「…ぇ、……はぁ!?」 だから、 なんなんだ、 コイツは!!