「てめっ!何すんだよ!」
「バカは無理矢理じゃねえと落とせねえんだ」
私に向けた
声色とはまったく違い
低く男らしい声で
男子に言い放った
祐君
「何だと!」
「無理矢理とか最低ーーー」
大人びた笑い方で
笑う
祐君は
意地悪な男の子だった
「お前には関係ないだろ!」
「関係あるね!だってその子俺の初恋の人だから」
「はっ?そんな事普通に言っちゃっていいのかよ」
「うん、だって告白したし」
「どうせ振られたんだろ」
「振られてないよ」
「じゃあ付き合ってんのか?ほらやっぱりいろんな男子と付き合ってんじゃねえか」
そういって
男の子は
私の方を見てきた
「振られてないけどOKされたわけじゃない」
「意味わかんねえ事いってんじゃねえぞ!」
「意味分からない?やっぱりあんたバカだね」
「んだと!」
祐君は
挑発する
「バカには分からなくていいよ!みなちゃんあっちに行こう」
そういって
彼は
窓から
飛び出して
私の腕を掴んで
告白してきた男子の傍から
離してくれた

