私の
上に
またがって
無理矢理
キスをしてこようとする
この男に
私は
ものすごく抵抗する
でも
高校生の男子と
女子とでは
手の力とか
すべて
負けるに決まっている
「やめて!!」
私は
ものすごい
大きな声で
叫ぶ
でも
誰も助けになんか来ない
誰も
私の声は
届かない
「やめて!!本当にやめて!!」
「キスくらい容易いもんだろ!」
そういって
キスをしてきた
気持ちが悪い
ファーストキス
だったのにな・・・・
「何やってんだよ!!!」
私の体が急に軽くなった
「なっ!何でお前がいるんだよ!」
キスをしてきた
男は
もう一人の男を見て
腰を抜かしている
「助けにきた」
冷静な声
「今すぐ出て行けよ!!早く!」
男は
自分のバックを持って
猛ダッシュで逃げて行った
「大丈夫か??」
男の手・・・
男のからだ・・・
恐い・・・
「やっ!!」
私は
反射的に祐君の手を振りはらった
恐いよ・・・
私は
泣いていた・・・
ものすごく
恐かった
「何かされたのか・・・?」
祐君は話してくる
その声も
今は
恐いの・・・
話さないで
私は
全身を抱え込む
震えるからだが
ものすごく
冷たかった
「もう・・・大丈夫だから」
そういって
祐君は
私を抱きかかえる
そのぬくもりが
今の私には
温かかった
恐かったよ・・・
叫んでも
叫んでも
誰も助けに来てくれなかった
だから
祐が着てくれたとき
私
ものすごく
嬉しかったんだよ・・・
伝えたくても
震えていて
言葉にならなかった

