恋の欠片


数分後


「出来たよーーー!」

私は


テーブルの上に

サラダや

肉じゃがや

ほっかほかの


真っ白なご飯や

味噌汁

を置いて

祐君を呼ぶ


だけど

祐君からの返事は無くて

ソファのほうへ近寄ってみると

祐君はぐっすりと寝ていた

「寝ていると・・・可愛いのにな」

私は

祐君の寝顔を見ながら

つぶやいた


その声に起きたのか

祐君の目が

ゆっくりと開かれる

「うわっ!」

かすれてよく見れてなかったのか


少し覚めてから

驚く祐君に

つい

笑ってしまった

「ご飯できたよ」

私は

テーブルのほうを指差して

言った

そして

よろけながらも

テーブルのほうへ行った

祐君は

料理を見て

「うわっ!すごーっ!これ全部あんたが作ったの?」

「うん」


「いただきまーす」

そういって
モグモグと食べ進める祐君をみて

美味しそうに食べるなーって思ってしまった


「美味しい?」

「ああ」

そっけない
返事だけど
それだけでも
嬉しいのは

何でなのかな?

お母さんもこんな気持ちだったのかな?

ああ
懐かしいな
誰かと一緒の夜ご飯